■展覧会を観賞して、得した気分になる美術展はあまりありませんが、
あまり期待しないで入った『デトロイト美術館展』は、
過去数十の展覧会の中でも名作が揃いでした。
実際、あまり有名な美術館でない『デトロイト美術館』の所蔵品が、
ピカソやモジリアーニ、ゴッホ、マチス、ルノワールなど、
思いもよらない名作が展示されていてビックリしました。
制作年は1910年~1960年頃に集中しており、
デトロイトの自動車産業が世界を席巻していた時期に収集していたようです。
系統だって収集されてませんが、各作家の名作がバラバラ所蔵され、
まれに見る名作展になっていました。
最初と最後の展示室だけでも十分満足できる作品が展示されていますので、
時間がある方にはおすすめです。
実は、上野に行ったのは、
西洋美術館で開催中の『クラーナハ展』を観にいったのですが、
時間があったのでついでに立ち寄った展覧会だったのです。
どちらを観ると問われれば、やはり『クラーナハ展』をお勧めしますが、
『デトロイト美術館展』も観て損はないでしょう。
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