■西尾幹二先生の新著『中国人に対する「労働鎖国」のすすめ』が、著者謹呈として飛鳥新社から贈られてきました。
西尾先生とは、「新しい教科書をつくる会」の発足時から懇意にさせていただいてますが、社会を俯瞰した洞察力は、歴史研究だけでなく人物像を見抜く卓越した慧眼も超一流です。
その視点は、歴史研究を単に学術研究の域にとどめることなく、現代社会に蠢く情報戦をも視野にいれている数少ない認識を持たれていることです。
同書には、「つくる会」分断工作に深く関わっていた李春光・中国大使館書記官のことも触れています。
当時、西尾先生はつくる会名誉会長として、直接関与しておりませんでしたので、忸怩たる心境だったでしょう。
藤岡氏も八木氏も大学の教員の限界を自認していたのであれば、中国人工作員に翻弄されることはなかったのです。
実際、日中・日韓との歴史認識問題は、「歴史問題」ではなく「政治問題」との自覚があれば、中国人工作員(日本人を含む)に翻弄されることは無かったのです。そもそも大学の教員は、情報戦の最前線ではズブの素人であり、赤子の手を捻るほど簡単に攪乱されることは当たり前のことだったのです。
小生は、つくる会発足から一年後に離れましたが、発足時から怪しげな人物が出入りし始めていました。
発足後すぐに、著名支援者の名簿がインターネットに流失したことがありました。その犯人は、つくる会発足時に入会してきた者と直ぐにわかりましたが、それに気づいた者はおりませんでした。
その後、小林よしのり氏との分断工作が浸透し、危機一髪のところで和解工作をした小生をスパイとの怪文書を関係者にバラまいた者も同じ人物だったのです。
小生は、1984年の新編日本史メンバーのグループから、つくる会に入ってくる工作員を監視する役割で、つくる会の創立に参加した経緯があり、あまりにも無防備な「つくる会」には期待できませんでした。
実際、情報戦の最前線の組織である「つくる会」は、事務局長に公安調査庁のOBを招く必要があるのです。所詮、大学の教員が情報戦の最前線を取り仕切ることなどできないのです。
4月6日の武蔵野公会堂のシンポジウムにも、中国の工作員(日本人を含め) が複数くるでしょうが、詳しく説明しませんが、それらの対策は万全に対処してます。
だいたい工作員は、身のこなし目の動きなどの他に、生理的直感で見抜けます。日比谷公園野外音楽堂のシンポジウムにも怪しげな動きがありましたが、その時の情報は、当日、警察庁に提供しました。
機会があれば、米国の中国人工作員問題などを絡めてシンポジウムを開催することも必要ですね。当日発売の鳴霞著『あなたのすぐ隣にいる中国のスパイ』は、正にタイムリーな著書になりました。
※ ジャーナリスト水間政憲;ネットだけ転載フリー《http://mizumajyoukou.blog57.fc2.com/》(条件;上記全文掲載)