
● 賢者は「歴史から学ぶ」、愚者(菅首相)は「経験から学ぶ」と云われているが、我が国の優秀な官僚も「GHQ捏造歴史観」を人一倍良く学んで、上級国家試験に合格していることで、歴史的背景を基礎に交渉する外交に深刻な悪影響を与えているのが実態です。
今回の尖閣問題の場当たり的な菅首相・仙谷官房長官・前原外務大臣の無様な姿は、日本人として基本的な歴史認識を身に付けていないからであります。
前原外務大臣は、一見すると保守派として認識されているが、8月10日の
「日韓併合100周年売国談話」を評価して、
「このチャンスしかなかった!」などと、発言したことが報じられています。
人間は生きるうえで、望遠鏡的想像力と顕微鏡的実務力を併せ持って生活できることが理想と思っております。
国会議員は国民の指針になる法律を作成するのが仕事であり、ましてや外交に於いての判断の間違いは、国家に極めて深刻なダメージを受けることになります。
そこで、2006年6月号
『スクープ“遺棄化学兵器”は中国に引き渡されていた』に記載した拙文の一部を引用しますので、日中間の歴史認識に係わる問題を考えるための、参考にして頂ければと思っております。
以下引用文
〈現在と同じように、日中間の貿易額が日米の貿易額を上回っていた頃の昭和二年、国民党軍の北伐中に南京で起きた排外暴動は、外国の領事館、居留民団を襲い、虐殺、暴行、掠奪のかぎりを尽くした。
被害にあった米・英・仏の軍艦は、南京城内に艦砲射撃をして鎮圧した。しかし、日本の駆逐艦は政府の命令により隠忍自重したのである。
そのことで、結果的にますます中国人に軽侮されることになり、日本人にたいする暴虐はエスカレートしたのである。在留邦人は全員暴行、掠奪をうけ、あるものは殺害された。
そして、領事夫人は数十人で輪姦され、避難していた三十数名の婦女は少女にいたるまで陵辱された。それが戦前我が国で認知されていた「南京事件」である。〉
明日に続く。
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