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●Ⅱ超拡散《国籍法騒動の一部始終を総括》

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This post was written in Japanese. It is shown here in English using Google’s machine translation, so some wording may be rough.
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●Ⅱ超拡散《国籍法騒動の一部始終を総括》

■水間)中国も重国籍の審議を始めたとの情報もあり、中国籍の警察庁長官など笑い話でなく、現実に起こりえるのだ。今でも怒りが治まらない。

山田) そんな法案が通ったら日本は消えてしまう。部会に出席していた議員の反応はどうだったのか。

水間) 二十人位の議員が出席していたが、誰も問題にするような雰囲気でなかった。「国籍法改正案反対」のFAXとメールが大量に届いていたせいで出席者は多くいたようだ。
普段は殆ど法務部会に出席する議員はいないらしい。田母神航空幕僚長問題の防衛部会も同じ自民党本部の7階で開かれていたこともあって、保守系議員の殆どが、そちらに出席いたようだ。
今回の「国籍法改正問題」は十五回目だったが、以前、「人権擁護法案」の部会と同時開催をして意図的に保守派の議員が出席できないように、していたこともあったようだ。

山田) 発言した議員は全くいなかったのか。

水間) 河野座長私案の最後に、「日本国籍を持たない母親の子供を認知する場合、DNA鑑定を必要とする」とあったので、それに付いての質問はあった。これは、「国民に国籍法改悪」がバレてしまったので、河野太郎座長は一種のアリバイとして工作したのだろう。手続上、自民党を通って閣議決定した問題だからだ。その日の議題とまったく関係ない、場違いな一文だったからだ。それに対して山谷えり子参院議員は、「DNA鑑定は、信頼を重んじる日本の文化に馴染まない」と、法務省秋山実民事局課長の解説に同調したような発言をしていた。重国籍については、馬渡龍治衆院議員以外にその危険性に気付いた議員はいなかった。

山田) 配布された資料を見ればすぐ気付くはずなのに、それが分からない国会議員は、馬鹿ばっかり揃っている。(注・第1章の資料参照)

水間) 十一月十一日以降の国会議員の行動によっては、次の衆院選挙で落選させる必要がある。

山田) それでは、国会議員の全員を落とさなければならない。当選してもらいたい議員は十名にも満たない。

水間) 昼夜を問わず、携帯電話からネットに発信していたが、国家の根幹に関わる重要法案について、マスメディアは無視。渡辺善美衆院議員らはテレビに出演しても一切語ろうとしない。GHQ占領下以上の言論統制が実施されているようだ。

山田) FAXが津波のように国会議員事務所を襲ったようだが、FAX要請をいつも戦術として駆使している日教組系などの議員も驚いたようだ。ネットが政治が動かした始めての出来事だった。

水間) 十一月十四日に衆議院を通過するとの情報が流れていたので、FAXは十一日以降加速した。どういう訳か、河野太郎委員長、牧原ひでき副委員長と出ている資料が流出したため、ネットで牧原議員も同類と見做し、批判されていたので、改めてチャネル桜に登場してもらった。私がインタビューを務めたが、それが「国籍法」とは全く関係のない不動産関連団体の委員会の資料だったことが判明した。牧原議員は「事務所に国籍法についてのFAXやメールが沢山きていて、どれも非常に真面目なものばかり」と驚いていたが、なぜ送られてくるのか、その時点では把握していなかった。そこで閣議決定した「国籍法の一部改正する法律案」を見せると、「これはまずい。法律として緩い、甘い」と一瞬で判断した。牧原議員は東大法学部在学中に司法試験に受かり、ジョージタウン大学ロースクールを卒業して、ニューヨーク州弁護士で、国益を護るため通産官吏として二年間勤めたが、平官吏では国益を護れないと思い。
前回の衆院選挙に公募で自民党から出馬した。
DNA鑑定に関しても、「絶対に必要だ」と明快に答えている。
そこで牧原議員は、法務委員会に所属している稲田朋美衆院議員に電話した。稲田議員は問題点を把握できてない様子で牧原議員が稲田議員の問いに「法律が緩い、DNA鑑定も必要」とか「もう時間がないので、三十人位の署名を集めて理事に要請して、継続審議に持ち込んで廃案にするしかない」と伝えていた。

山田) 稲田議員が自発的に署名活動をしたように報道されていたが、実際には牧原議員の提案だったのか。今回、我々が期待していた国会議員の動きが鈍かった。

水間) 皆騙されていたということだ。保守人脈に支持され、国会議員を務めていて、国家主権に直結する国籍法改悪に無頓着な姿勢は決して許されることではない。まして、稲田議員は衆院法務委員会の委員だから、知らなかったで済まされない。十一月十一日の法務部会にも出席していなかった。

山田) 稲田議員は十一月二十七日付の産経新聞「正論」欄に「国籍法は重要」と寄稿しいていた。それも衆院で可決されてから十日目だった。
1ヶ月遅い。国会議員にとって、建設、通商とか農水などの利権が絡む部会には、積極的に出席している。以前から言われていたが、利権のない法務部会は人気がない。

水間) 国籍法改正案について、チャネル桜に出演したのが十一月十四日だが、その夜に動画サイトにアップされた一本だけで、二日間に三万数千アクセスがあったそうだ。チャネル桜が開局以来のトータルでの最高アクセスを僅か二日で超えたという。いかに保守層の関心が高いかがこれでわかる。(注・2009年4月時点で50万アクセスを越えていたが、現在見ることが出来ない)

山田) 「国籍法改正案」緊急対策会合及び記者会見が十一月十七日午後四時に開催された。

水間) 実は、今回の危機的状況に立ち上がった国会議員は、麻生首相の側近グループに所属している戸井田とおる、馬渡龍治衆院議員など、日頃、私が親しくしている国会議員だった。

そこで私が十一月十四日に文書を作成したが、西川京子議員の判断で代表幹事を平沼赳夫衆院議員にお願いすることになった。
平沼議員が代表幹事就任を了承してくれてからは、次々と幹事がきまった。「国籍法改正案を検証する会」は、発起人代表が平沼赳夫、幹事に稲葉大和、古屋圭司、西川京子、戸井田とおる、馬渡龍治、赤池誠章、牧原ひでき、西田昌司が就任した。

山田) その会合はどうだったのか。

水間) 第一議員会館の会場に向かう前、城内実前衆院議員が若者をつれて、要請書の仲介にきていた。城内氏は「これが通ったら人権擁護法案も外国人参政権も必要ない」と、国籍法改正案の危険性を指摘していた。
会場には、産経新聞の阿比留記者など顔見知りの記者も着席していた。

山田) 赤池誠章議員が国籍法改正案の経過説明をして、平沼赳夫代表が「永田町に国会議員が殆どいない時に、国の根幹に関わる重要法案を通すなどとんでもないことだ。現職の閣僚から止めて下さいと電話がきたが、流れ作業で通してしまった」と、怒りを露わにしていた。

次に牧原ひでき議員が「出生した土地の生地主義を採用している国は、米国やブラジルなど僅かで、後は日本と同じように血統主義を採用している。我が国の国籍法は時代遅れなどと言われているが、それは間違いで先進国スイスの国籍法は、いま我が国で改正しようとしている『国籍法』と殆ど同じ。DNA鑑定は、EU十一カ国は移民親族の入国審査で実施しており、今回の緩い国籍法改正案にDNA鑑定を導入することは問題ない…」と、理路整然と解説した。
中川義雄参院議員は「届いたメールを読むと、皆真面目に国籍法のことを心配しているのがよくわかる。みな自民党を支持してくれている人達だ。この声を無視したら自民党は大変なことになってしまう。なんとか衆院で止められないのか」と、インターネット上のうねりを的確に把握していた。

水間) 元武蔵野市長土屋正忠衆院議員は「ここまできたら、実力行使してでも止められないのか」、稲葉大和衆院議員は「息子からネット情報を教えられ、確かめたらとんでもないことになっていた。こんな改正案を通したら絶対駄目だ」、西田昌司参院議員は「衆院を通されたら参院で修正協議などできるわけがない」、木挽司衆院議員は「問題がありすぎる、こんな手続きのおかしい法案を通したら国会議員として恥ずかしい」。稲田朋美衆院議員は、少し遅れて入ってきて「民法との整合性からDNA鑑定は慎重でなくてはならない」とDNA鑑定に反対していた。
永岡佳子衆院議員は「DNA鑑定がどうしていけないの…」と指摘した。その隣りの西本勝子衆院議員も不安な面持ちをしていた。戸井田とおる衆院議員は「国内で日本人の両親から生まれた子供にDNA鑑定なんか勿論必要ない。独身外国人女性が産んだ子供の父親が、日本人かどうかを調べるのがどうして差別になるのか」と、顔を紅潮させていた。

山田) 六法全書を見ても分かる通り、憲法の次に国籍法が記載されていることで、いかに重要な法律かが分かる。民法が適用されない外国女性の子供のDNA鑑定に民法の整合性を求めることに合理性はないと思う。

水間) 国会の各委員会の中で、法務委員会は検事や弁護士出身者が多く特権階級意識が強く、勘違いが甚だしいところが見受けられる。今回、「偽装認知」問題を増長する欠陥を見抜いて立ち上がった議員は、赤池議員以外、全員が法務委員会に所属していない。法務省もおかしいが、法務委員もおかしい。

山田) 会合で決議があったのかどうか。

水間) 平沼代表が「政務調査会、総務会も通っているのか」と聞くと、赤池議員が「通っています」、平沼代表が「法務委員会の理事は誰がやっているんだ」、赤池議員「筆頭理事は塩崎恭久議員、副理事は棚橋泰文議員…です」と説明すると、平沼代表は「それで終わっているじゃないか」と、仕組まれたことを察知したような発言をしていた。
それでも翌日、理事に慎重審議を求めることを確認して終了した。
出席した議員は十四名、代理出席二十四だった。

山田) 十一月十八日の衆院本会議は、全会一致とされたが、反対の意思表示をした議員がいた。十八日午前中の衆院法務委員会は、赤池議員一人が反対の姿勢を示すために席を立って退出しただけ で、残った議員が起立採決して、満場一致で可決した。(注・因みに稲田朋美議員は賛成した。)

水間) 午後の本会議は、全会一致になっていたにも関わらず、反対の意思表示で、採決に加わらなかった議員がいた。入場しなかった議員と採決を前にして退出した議員は、西川京子、戸井田とおる、古川禎久、馬渡龍治、牧原ひでき、赤池誠章、飯島夕雁、松本洋平、平将明、林潤、木挽司のサムライ十一名だった。歴史に残る悪法の採決は、全会一致となったことで、着席のまま議長が「異議ありませか」と発し、「異議なし」で採決された。平沼代表は「異議あり」と叫んでも可決した。

山田) 全会一致制の場合、法案に反対の意思表示をするには、本会議場内にいたら出来なかった。それで退出していた。

水間) 牧原議員は採決のとき、最前列の河野洋平議長の真正面の席を立って出たという。
牧原議員は、国会議員の中で唯一「議員バッチ」と「日の丸のバッチ」を付けている国際派議員だ。

山田) 民主党は各種法案を巡って参院の審議をストップするなど政局絡みで抵抗しているのに、この悪法を全会一致で賛成した。

水間) そもそも、「国籍法一部改正案」が国会に提出されたのは、昭和五十四年二月に社会党土井たか子が共同提出したのが最初だった。父系血統主義を女系も平等にするとの改正案だったが、その時は否決されたが昭和五十九年に実現された。
国会で国籍法を取り上げたのも土井たか子が初めてだった。
いま考えると、女系天皇推進の芽は、国籍法一部改正にあったのだ。
参院民主党法務委員会筆頭理事は、元社会党の千葉景子議員、衆院自民党筆頭理事は、元中核派の塩崎恭久議員と役者が揃っていた。

山田) 附帯決議が付いたがどうなるか。今後、再改正へもって行けるかどうか。

水間) 附帯決議は衆院で民主党が慌てて提出したものだが、「重国籍を容認する」となっていたが、FAX爆弾の威力か土壇場で「重国籍を検討する」に修正された。

次回に続く。

※ジャーナリスト水間政憲;ネットだけ転載フリー
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Originally published on Mizuma’s blog 「水間条項」国益最前線.初出:水間政憲のブログ「水間条項」国益最前線 Read the original ↗元記事を読む ↗

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